零細税理士事務所で損しないための4つの「歩き方」

零細事務所の歩き方

どうも、極限税理士 餅ですー。

零細税理士事務所への就職を考えている方、

中堅〜大規模税理士事務所への就職が難しそ方、

零細税理士事務所にすでに勤務されていて

他の事務所の様子を知りたい方へ。

零細税理士事務所に15年勤めた私 極限税理士 餅が

現場と管理職の経験から感じた「損しない歩き方」を4つお話します。

■ とりあえず、所長の側近を目指す

零細事務所では、職務階級があっても

所長と一緒に仕事する機会が意外とあります。

所長は税理士であり経営者でもある、

事務所内で間違いなく一番の実力者です。

税理士を目指す者にとって、

これ以上ない教材が目の前にいるわけです。

餅が新卒一年目の頃は、スタッフが4名でしたので

直属の上司は所長でした。

調書の作り方から法人税申告書の作り方、

お客様とのコミュニケーションの取り方、

仕事に対する姿勢など

イチから、いや、ゼロから教えてもらいました。

ここで、仕事を覚えるのはもちろんですが、

所長の思考を読み取ります。

何故こう言ったのか、何故そのように動いたのか。

観察してみてください。

所長がどんな人間かわかってきます(笑)

良いところはどんどん吸収する。

悪いと思うところも、実は学びになります。

「こうするとこうなる」という実例を

代わりに見せてもらっていると思えばいい。

「自分だったらこうする」と想像して

答え合わせしてみるのも面白いですよ。

イラッとすることもあるでしょう(笑)

でもそこは割り切りが大事です。

「所長の事務所なんだから好きにやってくれればいい」

それでいいんです。

自分のやりたいようにやりたいのならば、

実力をつけて独立開業してから存分にやればいいです。

雲の上の偉大な先生も素晴らしいけど、

すぐ隣でガシガシやってる所長も悪く無いです(笑)

■ 「税理士のつもり」で仕事をする

これが一番重要かもしれません。

税理士試験の問題文にも

「税理士であるあなたは〜」って書いてありますよね。

皆さんのモチベが上がるあれです(私だけ?笑)。

餅は、税理士の独占業務は既得権益とは思えません。

独占業務と引き換えに大きな使命と責任を法的に負わされるのです。

正直、割りに合わないと思います。

それを理解して受け入れて、信念を持ってこそ

胸を張って税理士と名乗れるのだと思います。

常に、自分は“税理士としての仕事”をしたか

問い続けてください。

練習でできないことは本番でもできません。

税理士のつもりで仕事をして、

できなかったところは上司や先輩に教えてもらえばいい。

零細事務所の強みはここにあります。

細かく部署が分かれていないので、

ひとつの法人顧客について

法人税・消費税・地方税から

所得税・相続税・事業承継・組織再編まで、

他の部署に取られずに全部経験できる。

「税理士の練習」を存分にできる環境です。

そのように、よく考えて、真剣に取り組んだならば

税理士登録する頃には

「一通り何でもできる税理士」に

なっていますよ。

■ 1年目にやっておくべきこと:信念を曲げない

税理士を目指すことを、諦めない。

それだけです。

私はアルバイトからのスタートでした。

当時の友人はBIG4監査法人や

中規模税理士法人に就職していて、

まあ劣等感を感じましたよ(笑)

飲みに行くと多めに出してくれたりして、

逆に惨めに感じてしまったり。

でも冷静に考えると、

大手に入れなかったのは

過去の自分に何かが足りなかった結果です。

それは自分の責任。

腐らずできることをやるしかない。

その負の感情がエネルギーになっていたのも

正直なところです。

そして税理士になってみてわかったのは、

周りが私を哀れんでいたのではなく、

私が周りを気にしていただけだったということ。

真剣に続けていれば、税理士になれます。

続けることが、税理士になるための唯一の正解です。

■ 避けたいこと:長期間の試験専念

これは強く伝えたい。

試験に無期限で専念するために仕事を辞めるのは

避けたほうが良いです。

実務と試験勉強、どちらも大事で

どちらを優先するかという話ではありません。

ただ、実務経験だけは後から取り戻せない。

バイトでも時短でも、できる限り仕事は続けるべきです。

税理士試験の勉強は、実務の基礎となる勉強であり、

実務で発生し得る膨大なリスクから自分や家族、

スタッフの身を守るための勉強でもあります。

無期限試験専念の勉強は、

勉強のための勉強になりがちです。

実務感を研ぎ澄ますためにも

予めしっかり計画しておきましょう。

そして採用活動をする側からの話をすると、

30歳前後で社会人経験がないのは

普通に敬遠されてしまいます。

専念して合格できればまだ良いですが、

そうでなければ履歴書には何も書けません。

数年間の実務経験があれば就職もしやすいと思います。

試験は続けながら、可能な限りで現場にもかじりついていてください。

期間を決めて集中的に勉強に専念するのは

アリだと思います。

官報合格するまで、とか〇科目合格するまで、というのは

期限が決まっておらず後ろ伸びする可能性があるので

避けましょう。

■ おわりに

零細事務所は、

決して大手の劣化版ではありません。

経験できることの幅広さ、

所長との距離の近さ、

自分次第でいくらでも成長できる環境。

うまく活用すれば、

これ以上ない修行の場になります。

結局、自分がやるかやらないか、なんですね。

この記事と合わせて読むとより参考になります。

零細税理士事務所の人間関係、ぶっちゃけどうなの?

零細税理士事務所は経営マインドの練習場である

ゆるくやっていきますので、
また次の記事でお会いしましょう。

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