顧問契約初日から半年間、餅がやっていること全部教えます

餅流実務対応

■ 会社設立から一回り【スタートアップ編】

どうも、極限税理士 餅です。

今回から3本立てで、

会社設立から決算税務申告まで

一回りするまでの業務の流れを

餅流でお伝えします。

教科書には載っていない、

現場のリアルな進め方です。

未経験の方はもちろん、

事務所に入りたての方にも参考になれば嬉しいです。

第1回はスタートアップ編。

会社設立直後や関与直後の初回打ち合わせから

半年くらいまでの流れをご紹介します。

■ まずはヒアリングから業務フロー俯瞰図を作成

最初にやることは徹底的なヒアリングです。

事業内容をヒアリングしながら

業務フロー俯瞰図を作成して

人と書類とお金の動きを洗い出します。

昔ながらのホワイトボードに書いていくのが餅流です。

これをやっておかないと後々大変なことになります。

最初が肝心です。

■ 書類のファイリングを徹底的に教える

業務フローが見えたら、次は書類の管理です。

以下のファイルを作成して管理方法を教えます。

**契約書ファイル**

ここで印紙税についても説明します。

契約書に貼る収入印紙、

意外と知らない経営者が多いです(笑)

電子契約についても教えてあげると喜ばれますね。

**総会議事録ファイル**

書類の保存期間についても説明します。

一回説明しても後で忘れます。

何回も教えてあげましょう(笑)

**預金・クレカ取引**

餅流はこうです。

現金は使わない。

現金を使うと実査や出納帳管理が必要になるので

省けるものは省く。

現金の代わりに立替精算書を使い

振込で精算する方式にします。

そうすると、取引が次の「取引の一覧」に集約します。

預金取引→通帳

クレカ→カード会社の明細

立替→立替精算書

それぞれの「取引の一覧」の後ろに

証憑を記載順に綴じていくというワンパターンにする。

これが後々楽になります。

実態のない現金や、内容不明で消えない仮払金、

自覚のない役員貸付金とはおさらばです。

**売上請求書ファイル・仕入請求書ファイル**

月別でも取引先別でもどちらでも良いです。

管理しやすいほうで。

**給与ファイル・所得税・住民税・社保ファイル**

給与関係は特にミスが起きやすいので

最初にしっかり管理方法を決めておきます。

■ 初月にやること

書類の管理が決まったら、次は各種手続きです。

**税務顧問契約書と口座振替依頼書**

初月に契約書を交わします。

ここで源泉所得税の納付についても説明します。

個人事業主への報酬支払いについて

源泉徴収及び納付が必要であることを伝えます。

ここの納付漏れは本当に多いので何回も言い続けます。

税理士報酬は口座振替で回収漏れ、請求書発行工数、

督促工数を抑制します。

**ダイレクト納付開始届**

この時点で提出してもらいます。

使えるようになるまではペイジーで対応します。

**役員給与の決定**

初年度の計画を作成して役員給与額を決めます。

臨時総会議事録も作成します。

役員給与は後から変更できないので

ここで慎重に決めることが重要です。

事前確定届出給与は、自身で管理できるならどうぞ。

**各種届出の提出**

設立届・青色申請・納特などの

提出内容を確定します。

インボイス登録するかどうかもここで検討します。

■ 会計・給与システムの初期設定

次回までに会計システムと

給与システムの初期設定を行います。

FinTech設定や各種システム連携は

早いうちに済ませておくのが鉄則です。

後回しにすると取引が溜まって教えにくくなります(笑)

会計システムへの入力は

最初の1〜2回はほぼ一緒にやります。

最初の1ヶ月分は入力してあげても良いと思います。

2回目以降はAI学習プラス伝票コピーで

だいぶ楽になってきます。

スルスルーっと読み込んで見せて、

あれーカンタン!と思ってもらうのが

顧客にやってもらい続けるコツです。

■ 半年後の姿

こうして丁寧にスタートアップを進めていくと、

半年もすれば月に1回1時間程度の打ち合わせで

充実したお話ができるようになります。

最初が大変なほど、後が楽になる。

これが餅流スタートアップの基本方針です。

■ おわりに

スタートアップ期は税理士側も経営者側も

一番エネルギーが必要な時期です。

でもここをしっかりやっておくことで、

その後の関係が全然変わってきます。

次回は月次業務編をお届けします。

毎月どんな流れで業務を進めているか、

餅流でご紹介します。

お楽しみに。

以上、極限税理士 餅でしたー。

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