記帳代行は引き受けない。極限税理士もっちが内製化を推進する理由。

零細事務所の歩き方

■ 会社設立と税理士の関わり方

どうも、極限税理士 餅です。

今回は法人設立と税理士の関わり方について

餅の考えをご紹介します。

関与開始時の対応によって

全てが決まると言っても過言ではありません。

損しない働き方をするためにも

必読な内容となっております。

■ ゼロからのスタートをバックアップする

サラリーマンの方や個人事業主の方で、

新しく法人を立ち上げたいという相談から

税務顧問契約を結ばせていただくことも多いです。

ゼロからのスタートをバックアップする。

これが餅の大切な仕事のひとつです。

餅は、法人設立をお考えの方向けに無料相談を行い

個人事業主のままがいいか、法人成りしたほうが良いか

複数の観点で検証します。

一般的な法人成りのメリット

所得税率と法人税率の差を利用

給与所得控除

所得分散による累進税率引き下げ

役員社宅

課税繰延とリスク管理

一般的な法人成りのデメリット

会社運営コスト(人的、時間的、金銭的)

議事録作成や登記申請手続きが生ずる

税理士報酬の負担

会計システム利用料の負担

等々

■ 会社設立のハードルが下がった背景

ご存知の通り、平成18年に

旧商法から切り離される形で会社法が成立しました。

発起人の人数や最低資本金額などの制限がなくなり、

当時も「1人で資本金1円で会社設立が可能」という

フレーズが流行ってよく聞いたものです。

改正前は発起人や取締役会、監査役の人数要件で

ある程度の人望が必要だったり、

1000万円の資本金を貯める計画性と、

それを新会社に突っ込む覚悟と責任感が必要だったりで、

フィルターがかかっていたように餅は感じます。

会社を設立しやすくなったこと自体は良いことです。

ただ餅的には、設立しやすくなったがゆえに

会社法その他の関連法令の知識がないまま、

また経営者マインドを持っていないまま

経営者になってしまう方が多い、

というか初めて会社設立をお考えの方は

ほぼ全員そうだと思います(笑)

会社とは、役員とは、株主とは、という話から

お伝えしていくわけですが、

最近はYou Tubeなどで偏った知識をもってくる方も多いので一苦労です。

最近は事前確定届出給与で社保を逃れたいとか

日当で非課税で収入を得たいというのをよく言われますね。

自宅を会社に貸して社宅にして自分が借りたいという

なんのためにやるのかわからない相談もあります。

まぁ、脱税思考があるかどうかのフィルターになっていますが(笑)

会社にしたほうが節税になる、というイメージだけで

法人化するのではなく、

株式会社であれば利益を稼得し、株主に還元する。

もっと先まで考えれば、社会に価値を還元していく。

社会的意義を持って会社運営すべきだと思いますねー。

■ 初回打ち合わせでやること

だからこそ、初回の打ち合わせが重要なのです。

餅は初回打ち合わせで、

事業内容をヒアリングし、業務フロー俯瞰図を作成して

人と書類とお金の動きを洗い出します。

そして会社で行うべき業務や情報の保管の仕方を

徹底的に教え込みます。

一回の説明では定着しませんので、

自立してできるようになるまで根気強く何回も教えます。

ここをしっかりやっておかないと、

後々大変なことになります。

お客様にも、新しいことに挑戦するので

最初の3ヶ月位は大変だと思いますが

一緒に頑張りましょう!と伝えてます。

会社がやるべき業務を、

決して無報酬で代わりにやってあげてはいけません!

■ 記帳代行は原則引き受けない

会計事務所ではよく

記帳代行(会計システムへの仕訳登録業務)を

受けていることがあります。

餅は、新規のお客様であれば記帳代行は原則引き受けません。

今はAPI連携やAI-OCR機能、EXCEL読み込み機能を使って

半自動で処理することができるので、

しっかり仕組みを作って初めから運用すれば

会計システムへの登録はお客様自身で出来ちゃいます。

会社規模が大きくなってからでは手遅れですね(笑)

ご自身でできない場合は経理の方を雇うのをお勧めします。会計入力ができない会社は、会計入力以前の経理の部分から

できていないことが多いので。

■ 記帳の内製化を推進する理由

既存のお客様にも、記帳の内製化を推進しています。

会社の中のことは会社の中の方、

もっと言えば実際に取引した本人が

一番よくわかっているからです。

何かおかしいところがあっても

お客様の方で気が付きやすくなります。

取引内容の調査は会社内で解決してもらうことで

正確で、かつ早期に財務情報を見られる状態になります。

そして餅は浮いた時間で経営者とお話したり

付加価値的なサービスを提供する時間を増やす。

単なる作業屋さんで終わらない。

そういう方針でやっています。

既存のやり方を変えるのはなかなか大変なので、

本当に最初が肝心です。

■ おわりに

餅が目指しているのは、

経営者が自立して経営できるようにすることです。

税理士に依存しすぎない経営者を育てることが

本当の意味でのサポートだと思っています。

会社の数字は経営者自身が一番わかっている、

そういう状態を作ることが餅の仕事です。

代わりにやってあげるのは、優しいようで、

実は会社の成長機会を奪っているのです。

次回は、会計を軽視することで生じる

経営の悪循環について書きます。

お楽しみに。

この記事と合わせて読むとより参考になります。

年一契約は最悪です。餅が考える健全な税理士との関係

顧問契約初日から半年間、餅がやっていること全部教えます

以上、極限税理士 餅でしたー。

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